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2021年11月18日

令和3年度JST共創の場形成支援プログラム共創分野 育成型に採択されました。

北海道大学が代表機関として申請した「地域エネルギーによるカーボンニュートラルな食料生産コミュニティの形成拠点」が、共創分野 育成型として文部科学省の所管する国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」に採択されました。
「育成型」は、プロジェクト終了年度に「本格型」への移行評価が実施されます。

プレスリリースはこちら(PDF)
令和3年度新規採択プロジェクトの詳細はこちらから(JST 共創の場形成支援プログラムHP)

○プロジェクトの概要

 人口増や気候変動、コロナによる世界的な社会問題が顕在化するなか、SDGsやパリ協定等の目標達成のため、地域資源をエネルギーとして最大限活用し、環境負荷を軽減した食料生産システムを確立するとともに、これらの取組をICT等の活用により見える化し新たな地域の価値創出につなげることにより、地産地消で自立的な分散型社会の構築が求められている。
 このため、本提案では、「地域エネルギーによるカーボンニュートラルな食料生産コミュニティの形成」をビジョンに掲げ、日本の再生可能エネルギーと食料供給基地である北海道を主な舞台に世界を見据え、大学や企業、自治体等の技術・人材を結集し課題解決(課題再構築を含む)と持続運営のための大学の自立化を推進する。

○ビジョンを達成するためのターゲット

ターゲット①:地域資源を簡易に貯蔵・輸送可能なエネルギーに変換する技術の確立
ターゲット②:地域エネルギー利用型食料生産技術の確立
ターゲット③:地域の新たな価値を創出する情報基盤の確立