「群飼育下の乳用雌哺育牛から体調不良個体を早期検出するリアルタイムモニタリング技術の開発」が、令和2年5月14日 生物系特定産業技術研究支援センター 令和2年度「イノベーション創出強化研究推進事業」(基礎研究ステージ)に採択されました。
この研究課題は、「知」の集積と活用の場® 研究開発プラットフォーム「ロバスト農林水産工学研究開発プラットフォーム」からの提案として応募し、初めての採択課題となりました。
- 代表機関・研究統括者:北海道大学大学院農学研究院 上田 宏一郎 教授
- 共同研究機関、協力機関:北海道大学北方生物圏フィールド科学センター、酪農学園大学、北海道立総合研究機構、古河電気工業(株)、(株)CSソリューション、道東あさひ農業協同組合
このコンソーシアムは、ロバスト農林水産工学研究プラットフォームから応募されたものですが、哺育・育成牛可視化情報活用研究会(北海道大学大学院農学研究院、酪農学園大学、北海道立総合研究機構 根釧農業試験場(現:酪農支援場)、農研機構 北海道農業研究センター、(株)CSソリューション、北海道公共牧場事務局(標茶町育成牧場)、(NPO)グリーンテクノバンク、農林水産省産学連携事業コーディネーター、(公社)北海道酪農検定検査協会)を元にしており、平成29年から現在にまで至るまでの活発な活動経緯によって提案された研究課題です。
- 研究期間:令和2年度から令和4年度 3年間
- 研究目的:国内の生乳生産の安定化のためには、哺育牛の損耗低減が必要である。本研究は、哺育牛群の体温、行動、容姿の常時全頭モニタリングによって体調不良個体を早期検出する技術を開発し、「群飼育下の哺育牛の健全性リアルタイムモニタリングシステム」を製品化・実用化する。
関連URL
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/innovation/04_inov_saiyou_R02_kiso04_02004A.pdf
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