北海道大学とセコマ、北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)、北海道立総合研究機構の4者は2020年9月29日、青果物などの鮮度保持技術の活用でフードロス削減を目指すコンソーシアムを設立した。
フードロス削減に取り組む事業者の参加を募り、北大が開発したプラチナ触媒を用いた鮮度保持技術の実証実験を幅広く行うことで早期実用化を目指す。

活動内容
本コンソーシアムでは,食品のサプライチェーンにおけるフードロス問題の解決を目指し、北海道大学において研究開発された触媒による保存技術を基盤として、下記の活動を実施
- 正しい保存技術の情報提供による会員機関のフードロス削減活動の支援
- フォーラム等の開催による鮮度保持技術の普及のための情報発信
- その他、本コンソーシアムの設立目的に沿う事業
幹事機関の主な役割
北海道大学:全体統括、保存技術の研究開発、実証
北海道科学技術総合振興センター:研究開発及び事業化支援、知見の提供
北海道立総合研究機構:保存技術の研究開発、実証
セコマグループ:実証フィールドの提供、実用化
関連ページ
固体触媒を設計し反応に応用する
https://sdgs.oeic.hokudai.ac.jp/meet-our-faculty/cu-332/
触媒技術を活用した「フードロス削減コンソーシアム」を設立(記者発表会)
https://www.hokudai.ac.jp/news/2020/11/-coi.html