2021.09.08 英国Food Standards Agencyより
英国政府、食に係る新興技術が食料システムにもたらす影響について調査実施
テクノロジーの急速な革新は、イギリスの食品体系をさまざまな側面から再形成している。6つの技術領域が明確化され、産業、消費者、食品の安全性、そして規制の枠組みについて検討されている。イギリス政府により各技術領域において影響を受けるセクター、食品の安全性や技術の進捗状況とそれらに対する見解が報告書としてまとめられた。
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2021.09.08 英国Food Standards Agencyより
英国政府、ゲノム編集食品に関する消費者の意識調査を行う。
英国では、EU離脱後にゲノム編集食品の国内導入に向け規制の在り方などが検討される見通し。
事前の情報収集として、大規模な消費者の意識調査を行った。
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2021.08.31 フードインダストリーのニュースレターより
消費者の食品に対する行動変容が食品業界の新たな機会を創造する
コロナの影響により世界の約76%の消費者は、食品飲料に対し病気にかからず心身ともに健康な状態へとサポートするものへ関心を向けるようになった。免疫を高め、心身の健康を維持することはもちろん、個々のニーズに沿った食品や機能的かつ味覚を楽しめる食品が求められている。
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2021.06.29 ワーゲニンゲン大学(オランダ)のニュースレターより
地下水の暖冷房利用に向け、敷地内に井戸の設置作業を開始
オランダのWageningen大学は、5年以内に全ての建物のセントラルヒーティングを帯水層熱エネルギー貯蔵(Aquifer thermal energy storage)に置き換えることを目標に、井戸の設置作業を開始した。キャンパス内の建物全体に導入した場合、天然ガス使用量130万㎥/年、CO2排出量2,400トン/年の削減に繋がる。エネルギー貯蔵に使用する電気はソラーパネルと風力原動機を使用する。
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2021.04.20 フードバレー(オランダ)のニュースレターより
フードバレー、100%オランダ産ソラマメ疑似肉を3年以内にスーパーマーケットへ展開
フードバレーは、Horizon2020(EU研究・イノベーション枠組み計画)の支援により、オランダ産100%のソラマメ疑似肉を3年以内にスーパーマーケットに展開することを目指し、共同研究を開始した。
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2020.10.30 フードバレー(オランダ)のニュースレターより
食品会社のこれからはどうなるのか
LuxResearchからのレポートによると、30年後の食品業界は「健康食品」「持続可能性」「ユビキタスセンシング」「マイクロバイオーム」「新しい産業構造」「消費行動への理解」という6つのメガトレンドで形成され、それらが未来の成功の鍵となるだろうと予測した。
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2020.09.11 フードバレー(オランダ)のニュースレターより
ガス置換パッケージ材で、生鮮食品の貯蔵寿命の延長と廃棄の減少が可能に
ワーヘニンゲン・フード・アンド・バイオベースト・リサーチは、包装された生鮮食料品の呼吸や二酸化炭素の排出に合わせ、酸素と二酸化炭素の透過度を調節するパッケージ材を開発した。この素材は、貯蔵の過程で大きな気温差にさらされる生鮮食料品を新鮮に保たせる効果がある。
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2020.09.03 アヌーガフードテック(ドイツ)の季刊誌より
ロスの無い挽肉製造機
ドイツK+G Wetter社は、ロス(規格外品)が極めて少ない挽肉製造機(ミートミンサー) U200 Mixer-Grinder を開発した。これは、材料を粉砕する部分と混合する部分を完全に分けることによって可能となり、従来品と比較して、加工工程の安全性の向上も実現した。同社は、菓子の製造にも使用可能であるとしている。
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牛乳の迅速な品質テスト
Fraunhofer社は他社と共同で、牛乳に有害物質が混入したことを早期に発見するセンサーの開発に取り組んでいる。この早期警告システムにより、品質管理の経費と時間、ならびに牛乳の廃棄量の削減が期待されている。
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2020.07.23 フードバレー(オランダ)のニュースレターより
チョウ目害虫の駆除に適した生物農薬
arcenciel(在レバノンNGO)は地域の大学と共同で、レバノン初の生物農薬Le Biopeを開発した。Le Biopeは、農作物に甚大な被害を与えるチョウ目害虫が消化できない結晶タンパクを使用することにより高い駆除効果が期待される、環境と消費者に優しい農薬である。
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2020.07.02
ミャンマー連邦共和国と超小型衛星開発を開始~ミャンマーの農林水産業や大規模自然災害の軽減に貢献~
(北海道大学 理学研究院 教授 高橋幸弘)
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2020.06.25 フードバレー(オランダ)のニュースレターより
60%の高濃度植物性タンパク質製品
Multiflour社とMFH pulses社は、ソラマメから乾式押し出し成形した、タンパク質が60%という高密度の製品 Faba Tex 60 を共同開発した。Faba Tex 60 は無添加のうえ、窒素肥料無使用で、動物や大豆に替わるタンパク源として期待される。
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食品への高速プリントを可能にするペースト
Ruitenberg社は、食品接触可能な水性のペーストを原料とするRudin Jetを開発し、食品へのロゴや文字、画像の高速プリントを可能にした。
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微小酸素発生器具でワインの熟成を促進
Plant & Food Research 社とオークランド大学の学生が共同開発した Wine Grenadeは、ワインのタンク内で微小酸素をコンスタントに発生させる器具で、オーク樽内で自然に起こるような酸素浸透を可能にし、熟成を促進させる。
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高濃度のチモキノンを含むブラッククミンのエキスを開発
AKAY社は、不眠症、ストレス、不安障害の解消に効果があると医学的に認められた
チモキノンを豊富に含むブラッククミンのエキスを開発した。
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2020.05.29 アヌーガフードテック(ドイツ)の季刊誌より
肉代替食品のハイブリッド成形機
ドイツCoperion社は、植物性タンパク質と水分を多く含む肉代替品の両方の加工に対応できる成形機を開発した。このシステムにより、肉代替品生産者は変化する市場の需要に、より迅速かつ経済的に対応できる。
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大豆不使用のタンパク質代替食品
Hydrosol社は、大豆や小麦の代わりにソラマメなど他の豆類を使用したタンパク質代替食品 Hydro TOP VEGAN Patty シリーズを開発した。世界の植物性食品市場は年々2ケタの成長をしており、Hydrosol社は、遺伝子組み換えやアレルギー問題で大豆や小麦製品を避けたい消費者のニーズに応えられるとしている。
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高速炭含有量測定を可能にする次世代ハイテクマッフル炉
CEM社が短時間での炭化処理を可能にする新しいマッフル炉「フェニックス」を開発した。これにより、目標の温度にわずか数分で到達し、炉内炉が品質管理の時間削減と利用者の安全をも可能となる。
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2020.05.25 e-フードラボ・インターナショナル(ドイツ)のニュースレターより
FT-NIR分光装置を利用した乳製品の分析
Bruker Optics社は、あらゆる状態の液体に対応する自動サンプリングモジュールLSMを開発した。これ一台で、液体、固体、半固体の乳製品の分析が可能となる。
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2020.05.20
抗体検査を現場で20分以内に完了する技術を開発~鳥インフルエンザウイルスで実証。新型コロナウイルス等への応用へ期待~
(北海道大学 工学研究院 教授 渡慶次学)
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2020.04.27
1分で血中リチウムイオンを検出できる紙を開発~双極性障害患者の簡便な治療検査への応用に期待~
(北海道大学 工学研究院 教授 渡慶次学)
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2020.02.13
従来の1/10の時間で大腸菌数を測定する手法を開発~早く・安く・簡単に多くの飲料水や食品の安全性を確認~
(北海道大学 工学研究院 教授 佐藤久)
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